【解説】石油給湯器の型式の見方と確認方法｜交換・修理依頼に必須！

石油給湯器の「型式」とは？

石油給湯器の型式（型番）は、機種ごとの仕様や機能を識別するための記号です。
製品本体や保証書・取扱説明書などに記載されており、修理・交換・見積もり依頼時に必須の情報です。

型式の確認場所

• 給湯器本体の側面または前面ラベル（屋外機器は外装シール）
• 取扱説明書の表紙または裏表紙
• 保証書・施工記録票
• リモコン表示（対応型式が記載されていることも）

外装シールが剥がれている場合は、取説や施工記録を確認しましょう。

型式記号の読み方（例：OTQ-3701AY）

※メーカーによって記号の構成は若干異なります。

メーカー別型式記号の違い

ノーリツ（NORITZ）

• 「OTQ」「OX」などで始まる
• 後半の「AY」「F」などで設置タイプや操作機能を識別

コロナ（CORONA）

• UIB、UKBなどから始まる
• 「E」＝エコフィール、「R」＝リモコン対応などの記号あり

長府製作所

• KIB、KIBFなどの記号が多い
• F＝フルオート、A＝オートなど、動作タイプが反映されている

型式が必要になる主なケース

• 修理・点検を依頼するとき
• リモコンや部品を交換したいとき
• 機器を交換・買い替えしたいとき
• 見積もりや設置工事の相談をするとき

型式不明でも調べる方法

• 本体写真を撮影してメーカーに問い合わせ
• 設置業者または点検履歴から確認
• 給湯器のシリアル番号から型式を逆引き（メーカー依存）

まとめ

石油給湯器の型式は給湯器の仕様・機能・設置タイプを示す重要情報です。
修理や交換時にスムーズに対応してもらうためにも、日頃からラベルや取説を確認・保存しておくことをおすすめします。