バランス釜・ふろ釜とは？仕組み・特徴・交換のポイントをわかりやすく解説

**バランス釜（ふろ釜）**とは、浴室内に設置されるガス式の給湯器の一種で、浴槽の横に本体が設置されており、追い焚き機能や湯沸かし機能を備えています。
主に昭和〜平成初期のアパートや団地で多く使用されてきました。

メリット：

・電気不要の機種が多く、災害時にもお湯が使える
・比較的安価でシンプルな構造
・一部DIYでも部品交換が可能（ただし自己責任）

デメリット：

・見た目が古く、狭い浴室では圧迫感あり
・お湯張りや温度調整が手動な機種が多い
・節水性や省エネ性は現代型に劣る
・設置・修理できる業者が減ってきている

バランス釜の耐用年数は約10〜15年程度。
以下の症状がある場合は、交換を検討するタイミングです。

・火がつかない・ついてもすぐ消える
・お湯がぬるい・沸かない
・サビや水漏れが見られる
・製造終了から時間が経ち、部品がない

バランス釜交換の施工事例

バランス釜からホールインワンへ交換の施工事例

現在は、**壁掛け式のガスふろ給湯器（オート／フルオート）**が主流です。
バランス釜と比べて…

・浴室が広くなる
・リモコン操作で自動お湯張り・追い焚きが可能
・ガス代・水道代も節約可能
・補助金対象の製品もあり

バランス釜は特殊な設置方法であるため、撤去・交換には専門的な知識が必要です。
当社では、現地調査・見積無料、最短当日対応でバランス釜の交換にも対応しております。

・バランス釜は昭和〜平成初期の主流給湯器
・耐久性はあるが、省エネ性や安全面では劣る
・故障や経年劣化が見られたら、壁掛け型給湯器への交換がおすすめ