フルオート石油給湯器とは？機能・価格・セミオートとの違いとおすすめ機種まとめ

「ボタンひとつでお風呂が完成」「家族の入浴時間がバラバラでも常に快適な温度をキープしたい」
そんなニーズに応えるのがフルオート石油給湯器です。

本記事では、フルオート給湯器の仕組みやセミオートとの違い、価格帯、選び方のポイント、おすすめの機種まで徹底解説します。

フルオート石油給湯器とは？

フルオートタイプの石油給湯器は、「自動湯張り」「自動保温」「自動追い焚き」「自動足し湯」など、浴槽の温度と湯量を常に快適に保つための機能をすべて備えた最上位モデルです。

キッチンのリモコンからボタン1つで浴槽への給湯を開始し、設定温度・湯量まで自動調整。お湯が冷めてきたら自動追い焚きを行い、足し湯も自動で実施します。

フルオートとセミオートの違い

メリット

• 入浴準備が全自動：ボタン1つで湯張りから温度キープまでおまかせ。
• 家族で入浴時間がズレても快適：自動保温と追い焚きで常に最適な温度。
• 省エネ・節水機能付きモデルも：エコ運転モード搭載機種あり。

デメリット

• 本体価格が高め：セミオートや給湯専用より高価。
• 機能が多いため故障リスクも若干増：構造が複雑。

おすすめメーカーと機種

ノーリツ（NORITZ）

「OX-Fシリーズ」など、エコフィール対応のフルオートモデルが充実。

コロナ（CORONA）

「UKB-Fシリーズ」では、自動湯張り＋省エネ制御を両立した人気機種が揃います。

長府製作所（CHOFU）

「EHKFシリーズ」など、高効率と快適性のバランスに優れたフルオートモデルあり。

価格と設置費用の目安

• 本体価格：20万〜35万円
• 設置費用：5万〜10万円
• 合計：25万〜45万円が相場

選び方のポイント

1. 家族の人数と使用頻度に合った「号数」を選ぶ（24号〜28号が一般的）
2. 屋内or屋外設置、FF式やFE式など排気方式を確認
3. 灯油タンクの設置スペース・配管距離も事前に確認

まとめ

フルオート石油給湯器は、お風呂の快適性を極めたいご家庭にとって最適な設備です。入浴準備を自動化し、光熱費の節約や快適性アップに直結します。

価格はやや高めですが、日々の利便性と長期的な満足度は非常に高く、多くの家庭で選ばれている給湯器タイプです。