給湯器の選び方｜アドテックサービス株式会社

給湯器の種類

給湯器には、キッチンやシャワー、追い焚きの無い風呂へのお湯を張るためだけの給湯専用機と、追い焚き機能の付いたふろ給湯器、床暖房など暖房機能付き給湯器（熱源機）と呼ばれるものまで様々な給湯器があります。

給湯器の機能

それぞれの給湯器には、1分間にどれくらいお湯を沸かせる能力があるかを示す号数（20号・24号など）、自動湯はり機能であるオート・フルオート、従来品またはエコジョーズなど給湯器によって給湯能力や機能も違います。

給湯器の設置状況

戸建住宅の場合、現場の状況にもよりますが、壁掛設置タイプから据置設置タイプなどへの交換も可能ですが、マンションの場合は設置条件が限られている場合が多く、同じ設置タイプ・種類への交換となる場合が殆どです。
例えば、従来品からエコジョーズに変更したいと思っても、エコジョーズの場合にはドレン配管と呼ばれるドレン水を排出する管が必要になりますので、特殊な工事が必要になってくる事もありますし、場合によっては取り付けられないという場合もございます。

給湯器の号数

給湯器には16号・20号・24号などの号数があります。この号数は1分間に給水温度＋25℃のお湯を沸かす量を表したものです。 16号の場合は1分間に「水の温度＋25℃」のお湯を16リットル作ることが可能です。
水の温度は夏と冬では差があります。東京都庁付近の水道水のデータですと1月の最小温度は約5℃、8月の最小温度で23℃というデータが出ております。※平成29年度
給湯能力の必要号数を調べるには下記の式で求めることができます。
号数　＝｛毎分の出湯量×（設定温度ー水温）｝÷25
例えば、冬場の水温が5℃で42℃のお湯を1分間に12リットル出す場合、上記の式に当てはめると、17.76号となります。

号数はあくまでもお湯を沸かす能力

間違えやすいのが、号数を変えると水の出る量も変わると思ってしまうことです。
給湯器は水道メーターを通ってくる水を沸かすので、水道メーターから入ってくる水の量よりも蛇口から出てくる水の量が増えることはありません。
給湯器の交換の場合ですと、これまで利用していた給湯器で特に不便は感じていなかったという場合、同じ号数の給湯器であれば特に問題はございません。

オートとフルオートどちらが良いか

オートは浴槽のお湯をかけ湯などで利用した場合に、足し湯を手動で行わなければなりませんが、フルオートの場合は減った分のお湯が自動的に設定位置まで足し湯されます。給湯器の価格でいうとフルオートの方が価格は少し高めです。
これまでオートを使っていて、よく足し湯をしているなと感じている場合などはフルオートの方が自動で足し湯されますので便利かもしれませんが、特にこれまで不便はないなと思う場合は特にアップグレードせずに、オートからオートへの交換で良いと思います。

アドテックサービスからのご提案

お客様から給湯器交換のご相談があった場合、特にご指定がない場合には、これまでご利用いただいていた給湯器の型番から同等の後継機種をご案内させていただいております。お写真などを撮影していただいた場合、ほぼ機種を特定できますのでお見積もりもスムーズに行う事が出来る場合がほとんどです。
従来品からエコジョーズに変えたい場合や、戸建て住宅などで設置タイプを変えたいなどの要望など現地調査など必要な場合もございますが、出張見積もりにてきちんと現場確認とご説明をさせていただいておりますので、不明な点などございましたら遠慮なくご質問ください。